【視聴数 2122】
【チャンネル名 グランドスラム】
【タグ 筒香嘉智,菊池雄星,プロスピ2020,秋山翔吾,山口俊,西武ライオンズ,横浜DeNAベイスターズ,グランドスラム】
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2020 監督達の採点簿(週刊ベースボールオンラインより)
新型コロナウイルスの影響で開幕が3カ月遅れ、過密日程での120試合制という異例のシーズンだったが公式戦を無事に消化し、選手たちは調整が難しい中でファンの心を揺さぶるプレーを魅せてくれた。ペントレースを振り返ると、セ・リーグは巨人が首位を独走してリーグ連覇を達成。パ・リーグはロッテが奮闘したが、ソフトバンクが地力の強さをシーズン終盤に発揮して3年ぶりのリーグ優勝を飾った。今回は順位、戦力を配慮した上の采配力を分析。12球団の監督の採点簿をつけてみた。
【セ・リーグ】
・1位 巨人 67勝45敗8分 勝率.598
★原辰徳監督 90点
「今年は原監督の采配力で勝った」と手腕を評価する声が多い。坂本勇人、丸佳浩ら主軸の調子が上がらず、先発投手も計算できるのは菅野智之のみと心許ない状況だったが、若手の戸郷翔征、増田大輝らを抜擢。トレード加入したウィーラー、高梨雄平の活躍も光った。ただ、日本シリーズはソフトバンクに屈辱の2年連続4連敗。力の差を感じさせられた。
・2位 阪神 60勝53敗7分 勝率.531
★矢野燿大監督 65点
貯金7の2位は及第点をつけられるだろう。開幕から調子が上がらなかった近本光司、サンズを我慢強く使い続けたことで復調した采配は評価できる。ただ、巨人戦は開幕戦で3連敗を喫するなど8勝16敗と大きく負け越し。首位独走の一因になってしまった。
・3位 中日 60勝55敗5分 勝率.522
★与田剛監督 65点
8年ぶりのAクラス。7月7日のヤクルト戦で野手を使い切り、一打サヨナラの場面で投手の三ツ間卓也を代打で起用した采配は波紋を呼んだが、福敬登、祖父江大輔、ライデル・マルティネスの「勝利の方程式」を確立した。投打でもう1ランクレベルアップ目指す。
・4位 DeNA 56勝58敗6分 勝率.491
★アレックス・ラミレス監督 60点
投打ともに優勝を狙える戦力で下馬評は高かったが、故障者が続出。個々の力に頼った野球で接戦に弱かった。データを重視した采配で時に奇抜な策は賛否両論あったが、四番に抜擢した佐野恵太が首位打者を獲得するなど選手の能力を見極める能力は高かった。
・5位 広島 52勝56敗12分 勝率.481
★佐々岡真司監督 50点
2016~18年にリーグ3連覇を達成した強さはすっかり鳴りを潜めた。今季はリーグ2位の523得点も、失点がリーグ5位の529失点。救援陣が最後まで不安定だった。佐々岡監督が目指す「守りの野球」に程遠く、勝負どころで手痛いミスが目立った。
・6位 ヤクルト 41勝69敗10分 勝率.373
★高津臣吾監督 55点
開幕して1カ月は貯金を作って健闘したが、投打ともに戦力不足は否めない。夏場以降は低迷し、2年連続最下位に沈んだ。高津監督に「あの戦力では……」と同情的な声も。来季は奥川恭伸や我慢強く使い続けた清水昇、長谷川宙輝、寺島成輝ら若手投手の活躍が期待される。
【パ・リーグ】
・1位 ソフトバンク 73勝42敗5分 勝率.635
★工藤公康監督 95点
投打ともに充実した戦力を擁し、シーズン終盤に12連勝で首位を独走するなど工藤監督の手綱さばきが光った。ベテランの内川聖一を一軍に一度も上げないなど勝利に徹して非情な姿勢を見せることも。18、19年と西武にリーグ連覇を許したが、今年は「横綱相撲」で勝ち切った。日本シリーズは史上初の2年連続で4連勝。4年連続日本一は偉業だ。
・2位 ロッテ 60勝57敗3分 勝率.513
★井口資仁監督 90点
今年最もペナントレースを熱くしたのはロッテではないだろうか。投打ともに個々の能力は決して高くないが、シーズン途中に加入した澤村拓一をセットアッパーで起用。コロナ感染で主力が大量離脱する中、二軍から昇格した藤原恭大をリードオフマンに抜擢して活躍した。救援陣も疲労を配慮して連投を避けるなど、井口監督の大胆かつ緻密な采配が光った。
・3位 西武 58勝58敗4分 勝率.500
★辻発彦監督 70点
3連覇を狙ったシーズンだったが、山川穂高、中村剛也の両主砲が打撃不振。森友哉、外崎修汰もなかなか調子が上がらず打線の組み替えに苦労した。投手陣もニールが6勝、今井達也が3勝止まり。誤算続きの中で若手を積極的に起用してCS争いに食い込んだ辻監督の手腕は評価できる。
・4位 楽天 55勝57敗8分 勝率.491
★三木肇監督 50点
昨オフに鈴木大地、ロメロ、涌井秀章、牧田和久と大型補強を敢行。優勝候補の一角に目されていたが、逆転負けがリーグワーストの32試合と脆かった。三木監督が提唱した「走塁改革」も実を結んだとは言えず、投打が最後までかみ合わなかった。
・5位 日本ハム 53勝62敗5分 勝率.461
★栗山英樹監督 45点
昨季から導入した「オープナー」が機能しているとは言えず、開幕から1割台に低迷している清宮幸太郎を最終戦までファームに降格させないなど采配と育成のビジョンに疑問の声が。12年に監督就任してリーグ優勝を2度飾ったが、17年以降は優勝争いから遠ざかっている。球団史上最長を更新する10年目の指揮を振るう来季は正念場になる。
6位 オリックス 45勝68敗7分 勝率.398
★中嶋聡監督代行 60点
西村徳文前監督が最下位に低迷した8月中旬に辞任したのを受け、監督代行に就任。ファーム暮らしの若手を積極的に起用してチーム内の競争が激化した。47試合で21勝24敗2分は健闘したと言えるだろう。監督に正式就任した来季はどんな野球を見せるか。
殿堂入り候補(スポーツ報知より)
野球殿堂博物館は1日、2021年の野球殿堂入り候補者60人(プレーヤー表彰30人、エキスパート表彰20人、特別表彰10人)を発表した。プレーヤー表彰では、前巨人監督の高橋由伸氏(45)ら11人が新たに加わった。
プレーヤー表彰では昨年得票率3%以上だった19人に、新たに7人が加わった。投手の新候補者は、通算219勝の山本昌氏(55)、同182勝の西口文也氏(48)、日米通算112勝139セーブの斎藤隆氏(50)、通算117勝の川上憲伸氏(45)の4人。野手は、通算3021試合出場で2108安打の谷繁元信氏(49)、04年3冠王の松中信彦氏(46)、通算1928安打の谷佳知氏(47)、同2120安打、378本塁打の小笠原道大氏(47)、同2050安打、319本塁打の和田一浩氏(48)、同1753安打、321本塁打の高橋由伸氏、同1912安打の井端弘和氏(45)の7人が加わり、候補者は計30人となった。
指導者としての実績も考慮するエキスパート表彰は、昨年の候補者だった15人に、復帰の5人を加えた20人が候補者となった。通算2064安打で元阪神監督の藤田平氏(73)、通算2062安打、打率3割2厘の谷沢健一氏(73)、通算2204安打、382本塁打で元日本ハム監督の大島康徳氏(70)、通算2057安打、348本塁打で元ロッテ監督の有藤通世氏(73)、84年に外国人初の3冠王に輝いたブーマー・ウェルズ氏(66)が復帰した。
野球の普及、発展に貢献した人などを対象とする特別表彰では、新たに3人が候補者入り。軟式球の開発に貢献した有田辰三氏、ドラフト制度導入に尽力し、第6代コミッショナーを務めた金子鋭氏、箕島高を率いて全国制覇4度の尾藤公氏が加わった。
殿堂入りは来年1月14日に発表される。
殿堂入り候補者は以下。★は新候補者。数字は年齢。※は故人。
【プレーヤー表彰】
高津臣吾 52 ヤ
A・ラミレス 46 ヤ、巨、D
川相昌弘 56 巨、中
宮本慎也 50 ヤ
野村謙二郎 54 広
桑田真澄 52 巨
小久保裕紀 49 ソ、巨
前田智徳 49 広
T・ローズ 52 近、巨、オ
石井琢朗 50 横、広
稲葉篤紀 48 ヤ、日
城島健司 44 ソ、神
山崎武司 52 中、オ、楽
佐々岡真司 53 広
田口壮 51 オ
赤星憲広 44 神
中村紀洋 47 近、オ、中、楽、D
桧山進次郎 51 神
石井一久 47 ヤ、西
★井端弘和 45 中、巨
★小笠原道大 47 日、巨、中
★川上憲伸 45 中
★斎藤隆 50 横、楽
★高橋由伸氏 45 巨
★谷佳知氏 47 オ、巨
★谷繁元信氏 49 横、中
★西口文也 48 西
★松中信彦氏 46 ソ
★山本昌 55 中
★和田一浩氏 48 西、中
【エキスパート表彰】
R・バース 66 阪神
掛布雅之 65 阪神2軍監督
大沢啓二 ※ 日本ハム監督
柴田勲 76 巨人コーチ
長池徳士 76 ロッテコーチ
加藤秀司 72 中日コーチ
土橋正幸 ※ 日本ハム監督
足立光宏 80 阪急コーチ
高田繁 75 ヤクルト監督
梨田昌孝 67 楽天監督
岡田彰布 63 オリックス監督
中畑清 66 DeNA監督
佐藤義則 66 楽天コーチ
松岡弘 73 ヤクルトコーチ
達川光男 65 ソフトバンクコーチ
★有藤通世 73 ロッテ監督
★大島康徳 70 日本ハム監督
★ブーマー 66 阪急
★藤田平 73 阪神監督
★谷沢健一 73 西武コーチ
【特別表彰】
川島勝司 77 アトランタ五輪監督
谷村友一 93 プロ野球審判
古関裕而 ※ 野球応援歌など作曲
佐山和夫 84 ノンフィクション作家
松前重義 ※ 東海大学学長
太田誠 84 駒大野球部監督
近藤兵太郎 ※ 日・台の野球に貢献
★有田辰三 ※ 軟式球開発に貢献
★金子鋭 ※ プロ野球コミッショナー
★尾藤公 ※ 箕島高野球部監督
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(Deファン)